さむのはてぶろ

テレビの感想とか書くやつ

2018/08/04 #大泥棒 #二人で10ネタする会

見たテレビ

特になし。

 

その他

昼と夜、2つのステージを観てまいりました。

 

まずは昼。劇団「劇団」さんの「大泥棒 -O dorobow-」を観てまいりました。

劇団「劇団」の“新時代泥棒エンタテインメント”「大泥棒-O dorobow-」 - ステージナタリー

観に行くきっかけは、春先に観た「思い立ったら吉日」でしたね。あの時に当公演のフライヤーが入ってて。「思い立ったら吉日」も少人数の特別公演ながらコメディで多少泣きながら観てて満足したので、今回はかなり早い段階でチケットを取ったりもしました。なので一番前の席でしたね。Twitterを拝見するとHEP HALLでも見る見るうちに満席になっていったので、早めに動いといてよかったなと。

お芝居の内容は楽日がまだなので詳細は差し控えますが、泣きましたね。1回のお芝居で何回か涙が出てました。今までで最も泣いたのは壱劇屋さんの「独鬼」で、その次ぐらいかな。笑いもあるんだけど私は涙が上回りました。泥棒さんをメインに回ってく話なんだけど、刑事モノとかでもそうですけどそうなるとやっぱり人間臭さが描かれることになって。そういうのには弱いですね。そこにまた死生観みたいなものが絡んじゃうと余計に。ストーリーから大いに受け取ることができたのは、演者さんの演技なども含めて良いパフォーマンスをなさってたからなのかなと思います。

ストーリー以外では、殺陣などのアクションシーン。「思い立ったら吉日」はドタバタ系でそれも悪くはないですけど、今回はHEP HALLというちょっと広めの舞台で存分にアクションを繰り広げてらっしゃいましたね。迫力満点なんだけども、中央付近の最前列だったからそれは当然で。しかも剣とかナタみたいな長いものがブンブンこっちにやってきて「普通に危ねえ!」って何回かなりました。中村千奈美さんのやつとかだったかな。殺陣自体は、これも壱劇屋さんとの比較になっちゃって申し訳ないけど、それでもよい勝負だったのでは。

あとは演者さん。春先とかは演劇をちゃんと観始めたばかりだったので初めましてさんばかりだったのですが、今回は「思い立ったら吉日」や中野劇団さんの「代役」に出演なさっていた方もちらほらいらっしゃったので、楽しかったですね。ただそれは概ねアルフ一味側に寄っていましたが…。主演の植木歩生子さんは初めてでしたが、輝いてましたね。昔の内田有紀さんみたいなボーイッシュ加減。主役だなって一発で分かる輝き方で舞台を彩られていました。個人的にはグランドコート国王の松田悠さんが気になりましたね。「思い立ったら〜」の主演でしたよね。だからあの声を聞いてハッ!ってなりました。他にも前作に引っ張られすぎてるのが多々あり、大きめの刑事(さいとうさん)、オネエ(中路さん)、週刊誌記者(中村さん)…。ただ、これを書きながら「思い立ったら〜」で後輩女優役の小村七海さんがウラ役だったのは全然分かりませんでした。大変申し訳ございません。

引っ張られるという意味では、河口仁さんと土肥希理子さんも「代役」に存分に引っ張られてましたね。河口さんはとあるリアクションを取るのが「代役」の父役そのもので、目の前に長女の土肥さんがいるもんだから、河口さんのポケットからコンドームらしきものが出てこないかとハラハラしてしまいましたね。河口さんは本当に好きな俳優さんに昇格しました。土肥さんも相変わらず素晴らしかったです。サブキャラだとネムリもよかったかなあ。白の人間たちもそこから醸し出される世界観が秀逸でした。

取り留めもなく書いてしまいましたが、観に行って良かったですね。2時間が長くなかった。合わせて「思い立ったら吉日」や「代役」を観に行った過去の自分も褒めてあげたいです。もっと言うと、ストーリーの終わり方が自分の中では結構衝撃的だったので、是非に続きを観たい。再演も良いけど続きもね。宜しくご検討いただければ幸いです。今回を観劇できたことでそもそも幸せなのですけれども。

 

夜は神戸新開地・喜楽館にて「三幸 三度 二人で10ネタする会」を観てまいりました。

そもそも本日は大阪市・神戸市の両方で有名な花火大会が開催されるだけあって、満席じゃなく7割ぐらいに入りでした。お二方が交互にネタを披露していくスタイルだったのですが、先頭の三度さんがこの日程のまずさを元に笑いを取る所から会が始まりましたね。

それでもある程度は客席が埋まっていたのは、三幸さん曰く三度さんの力だと、と。私も三度さん目当てのうちの一名だったので、三幸さんの気持ちも勿論察しますがしかし正論かもしれないなと。

三度さんの落語で観たことあるのはラピュタのネタぐらいで。世界のナベアツ時代のあらびき団で2分程度、一昨年ぐらいのオールザッツ漫才で4分程度のもので。しかし、自前で寄席を頻繁にお開きになって、創作落語も熱心にお作りになっているので、どんなもんかなと思い訪ねましたが、凄かったですね。枕は流石は二丁目劇場を席巻したジャリズムというトーク力、ネタも流石は構成作家というだけあって漫談でも一人コントでもないちゃんとした落語になってました。「色物上がりの方が作る落語」ってこういうのなのかっていう発見がありましたよね。ドッカンドッカンとウケてて。落語だけでもウケてたのに、途中で文枝師匠から唆されたという「3の倍数と3がつく数字の時にアホになる」ネタを「時うどん」に絡めて披露なさっていた時も凄まじくウケてました。名作は色あせませんね。

三幸さんは初めてでした。凄かったです。三度さんは「落語に収めよう」と頑張っているんですが、こちらはまた逆で。やりたいことをひたすらやる、「落語を超えよう」と描いているのではいう受け取り方をしましたね。三度さんもそんな兄弟子を見て「落語って何でもアリなんやな」というコメントを残されており、ひどく共感しました。

色物上がりの落語家と落語界の色物の二人会、10ネタで2時間半でしたが満足でした。