さむのはてぶろ

テレビの感想とか書くやつ

2018/09/08(1) #正しい食卓

子の掌に月さんの「正しい食卓」を観てまいりました。終わりたてほやほやです。ちょっと整理できてなかったり雑多な点もあるかもですがご容赦ください。

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夏頃から気になっていた作品の一つで。変わったテーマだし、それでもちゃんとしたお芝居っぽい所に惹かれたのかな。一番はそこなんですけど、今回のチケットを取るか取らないかぐらいの時に、MousePiece-reeさんの大変面白い作品を観に行って、おっ、森崎さん出てるやんか!ともなりました。

ストーリーのあらすじはCoRichに譲るとして。専ら会話劇で。物語の中での時の流れは90分、つまり現実の時間と同じはずなんですけど、そう考えると深みのある内容でしたね。「なぜ法律であかんと決まっていることを、わざわざやろうとしているのか」が、伏線を回収しながら徐々に判ってくるんですよね。時には久馬さんみたいにちょっと強引なのかもなーという点もありながら、でもちゃんと最後は落ち着きながら収束していくのが、観終わった後にスッキリできてよかったです。これがエンタメ系だと、法律を作った人と殺陣とかをやりながら進んでいくんでしょうけど、今回は会話劇ということで勿論そんなものはなく。

演出面では「実際に食事をする」というものがあり、それがポイントに見えました。とあるものを食べたり飲んだり。特に「飲む」のが、話の展開もあってSarahさんなんかはガツガツ飲んではって。ストーリー的にはしっくり来ないことないんですけど、普通に考えて「えっ、今日3ステあるのに1ステ目からそんだけ飲むの!?」という衝撃がすごかったですね。脚本を自分でお書きになってるだけに、自分で追い込むスタイルなんでしょうか。松木さんも飲むチームで。また会話劇ということもあり、セリフの量もすごいから、ようそんだけ飲んで食べてしてるのに成立させてるよなという感心も多々ありました。

演者さんですが、森崎さん以外はお初にお目にかかる方々でした。少人数の会話劇だとちゃんと覚えられてよいですね。あと、セリフが全部関西弁。法律が云々って言ってるので話的には国家レベルのことにも辿り着くこともあるんですよね。全国レベルの話になっているのに、関西弁。浅雛さんの役だと特にそのギャップが激しいんですけど、演者の元々の言葉だから自然さもあり、結局はギャップでおかしくなることはなかったです。​永津さんは美人すぎましたね。そらその役なるやろっていう。Sarahさんは、食事シーンで思ったんですけど、口がとにかく大きかった。それを見せつけるためのこのお芝居なのかとさえ思えるぐらい。あとは、これはちょっとどうでもいいことながら、「hang on 魂」の早川さんを観てても思ったんですけど、脚本をお書きになる方が一番アホな役をおやりになるのは何なんでしょうね。松木さんは、縁の下の力持ちという役柄で、この方がいるから締りがある作品になる印象でした。浅雛さんに関するストーリーが振れ幅の大きい温かさだとしたら、こちらは少し弱めにも思えたのですが、結局はそれでバランスが取れているという。最後に森崎さん。勉強不足でMousePiece-reeの印象しかないもんだから、最初に袖からお見えになった時はちょっと笑ってしまったんですけど、今回は回し役で徐々にその笑いをなくしていけましたね。

終演後の面会の時に少しお話させていただきました。演者さんとお話することなんか初めてで、こんな一般人とお話してくださって有難かったです。ちょっと森崎さん熱が高いので会話量にムラが出たのが非常に申し訳なかったと感じてます。すみませんでした。森崎さんは見知らぬ私にも色々話題を振ってくださってすごい良い方でした。そしてハン魂の話ばかりして申し訳ありませんでした。

 

会場も小洒落たところで、良い会場で良いお芝居を観ることができました。ありがとうございました。