さむのはてぶろ

テレビの感想とか書くやつ

2018/10/06(1) #ショウゴウ (劇団暇だけどステキ)

大阪梅田はHEP HALLにて、劇団暇だけどステキさんの「ショウ ゴウ」を観てまいりました。10/6 13:00の回です。

劇団暇だけどステキ「ショウ ゴウ」|HEP HALL|大阪・梅田のイベントホール

今回も初めての劇団さんでした。キャストも皆さん初めてましてで。最近は一つの公演に客演含めて全員が初めてというのが珍しくなってきていました。ただ今回は違った。劇団の旗揚げ20周年記念公演ということで、歴史が長いにも関わらず新参者が飛び込んでしまいました。

ストーリーは、なんだか不思議でしたね。タイムリープ的なことが起こるんですけど、並行で表現される時間軸が「3つ」あるんですよね。普通2つとかじゃないですか。3つなんです。現代と、現代を生きる人達が子供だったとき、そしてそれよりもっと昔。少し多い印象。序盤は分離してるんだけど、徐々にそれらが交わりあう。最後は事件も絡む。どんどん話が壮大になっていくのは見事でした。そこで大団円に持っていけたのも不思議の一つなのかなと。

暇ステさんのプロフィールを見た時に、お芝居で「愛」を表現されることを知りました。今回も、その3つの時間軸それぞれで愛が見えましたね。時間軸としては交わるんですけど、それぞれの時代ならではの愛はちゃんと独立してましたよね。タイムマシンの存在とかは全くないのに。各々の課題というのは、他の時代や年齢を生きる人達にとっては、相互扶助は出来るけど分かり得るものではない、みたいなことも考えられるのかも。そこかしこに愛は溢れてるんですけどね。

ストーリー的には途中で色んなことが起こって結構振り回されるので、強いて言えば付いていくのに精一杯になるんじゃないでしょうか。どれに注力すればいいんだろうっていう。そして、その色んなことの一つが、余興の要素ですね。お遊びが多かったですね。アドリブというか。謎のなぞなぞが出てきたり、ストーリーに直接関係のない人がごちゃごちゃやってたり。後述しますが私も何気に巻き込まれていたのかもしれません。いつもそういうことをおやりになる劇団さんなんでしょうか。楽しくて私は好きです。

 

気になった演者さんについて。キャストの数が多いので、すみませんがピックアップします。

翔太役、小出太一さん。翔太役というよりは「カッパ」ですよね。前説でカッパに扮して出てくるの。カッパとして前説。ゲストも呼んで15分ガッツリ。観劇した回は小野村優さんをお呼びしての英語教室でした。特筆するのもどうかと思うんですが、マジなのか分かんないんですけど、カッパがグダグダなんですよね。ツッコミもいないし。そしてカッパが本編に全く関係ないの。色々衝撃でしたね。ただもう次からはカッパがないと物足りない体になっちゃってるんでしょうね。

香子役、若木志帆さん。えらい歌がお上手で感心してました。そらそうですよね。OSKご出身だそうで。格が違いましたよね。

なぎさ役、こうめさん。フワちゃんを見てるようでした。

豊川役の朴花菜さんと、岡崎役の鳳華瑠扇さん。私の座席が上手の最前列だったんですね。とあるシーンで、このお二人がちょうど私の目の前にいらして、ほとんど誰も見てないのに客いじりをするんですよね。完全に目が合ってて。これはターゲットにされているなと。そんな経験初めてで。私はメガネを掛けてるんですけど、そのメガネが気になったんでしょうね(そういうお芝居)。この件について、終演後のお見送りで直接お話させていただきたかったんですけど、お二人とも物販コーナーにお立ちになっていたので叶いませんでした。もう一回言いますけどほぼ誰も見てなかったんですよ。ある意味ではこれも暇だけどステキなことの一つなんでしょうか。

 

作品的には奇をてらった訳じゃなく、そこまで関西のガツガツした感じでもない。老舗の安定感が出てて、笑いも泣きも両方ある、満足度の高いお芝居だったように思います。強いて例えるなら劇団赤鬼さんっぽい感じなのかな。

もっと小さい劇場などでもまた機会があれば観てみたいです。ありがとうございました。