さむのはてぶろ

テレビの感想とか書くやつ

2018/10/24 「Small Town, Big City ~大阪でひろった4つの小石~」(大阪文化芸術フェス)

大阪福島はABCホールにて、「Small Town, Big City ~大阪でひろった4つの小石~」を観てまいりました。大阪文化芸術FESの一環だそうです。

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観劇の理由は、コメディという点以外には、後藤ひろひとさんやうえだひろしさんといった気になる役者さんが色々ご出演されるのが決めてでしたね。平日の夜にこんな豪華な公演が…という感じで。

 

作品を1つずつ、できるだけ簡単に。

「THR ROVER1 ~opening」。ザ・ぼんちのおさむさんと福本愛菜さんの、縦軸となる二人芝居。「おさむちゃんでーす!」はありませんでしたが、舞台人と再認識させられるおさむ師匠の圧巻の声量で感心&何故か満足。

「ローカル線の男」。わかぎゑふさん作の作品。うえだひろしさん・空晴の古谷ちささんという先月末にも拝見した面々が今回も秀逸。うえださんの抜群の間のツッコミや何をすれば確実にウケるか知っているという大阪ならではの面も素晴らしかったですが、それより何より古谷さんのリミッターの外れたボケ役は群を抜いて凄まじかった。「ちー茶ん」の時は狭いスペースが舞台だったですが、あの時以上のボケ感でABCホールというcommon cafeとは比較にならない大きな空間を自由に暴れまわるのが非常に印象的でした。

「THR ROVER 2」。「おさむちゃんでーす!」が出るようで出ず。

「きゃんが通る商店街」。大王作の作品。物語はこれが一番好きでしたね。最後の5分で急ハンドルを切る感じ。しかもハンドルの切り方も好き。流石でしたね。「隈本晃俊さん・久保田浩さんという手練に混ざるコメディアンの守谷日和さん」などという布陣でしたが、守谷日和さんからは目立たない主役みたいな感じの出汁の効いた薄味が出てて好きでしたね。久保田さんは出てきた瞬間に会場が沸いてて流石でした。存在というもので一番笑ったかも。

「THR ROVER 3 ~夜の高槻市駅」。

高槻市駅の夜 ~パキーさんと僕~」。村角太洋さん作の作品。先程久保田さんの話をしましたが、次に登場時点で笑ったのがこの作品での村角ダイチさんでした。ずるかったなー。乞食みたいな格好のおっさんがブルーシート生地の大きめのバッグ持ってるだけでずるい。

「THR ROVER 4 ~What A Wonderful World」。大王・隈本さん・うえださんを交えて一曲披露するパート。ボーカルが大王とおさむ師匠で、おさむ師匠から溢れ出るエンターテイナー感がたまりませんでした。

「一番の誕生日! 門真バージョン」。岡部尚子さん作の作品。「門真バージョン」ということは空晴さんでは別のバージョンがおありなんでしょうか。それはさておき、大王は最後だけ登場だったので、國藤剛志さん・安川集治さん・中村味九郎さんの三人芝居。入りが静かな感じで、キーワードが少し進まないと出てこなかったので、コメディながらどういう見方をすればいいかを掴むのに時間が掛かってしまいましたが、後半は見事に爆発していましたね。あのシチュエーションだからこその、男らしい爆発。そしてその爆発からヒョコッと顔を出すオチも良かったです。

「THE ROVER 5 ~Epilogue」。久保田さんが良いように使われていました。

 

という感じで、役者さんで一番衝撃だったのは古谷ちささんでしたね。それに加えて、大王作のお芝居ももうちょっと長尺で楽しみたかったな~という物足りなさもありつつ。

個人的にはこのお芝居はスケジュールが合わずに観られないかなと悔しがってたのですが、どうにかして観劇することができて、またその調整の労力に見合うだけの素晴らしい公演でした。また次の機会があれば、その時は土日にゆっくりと…。ありがとうございました。