さむのはてぶろ

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2018/12/09(1) 3人芝居クリスマスケース[イエロー] (劇団「劇団」)

■観てきた舞台

劇団「劇団」さんの『3人芝居クリスマスケース』

@大阪心斎橋 ウィングフィールド

2018/12/09 12:00~ ※イエローチーム

3人芝居×9チームで上演、劇団「劇団」の「3人芝居クリスマスケース」 - ステージナタリー

 

■感想

よく考えたら前回のシアン観劇から24時間も経ってないですね。それでもまあ、笑う所では笑い、泣ける所では泣いて。あのチームはこうだったけどイエローはこういう解釈なんだな〜という楽しさもまたあり。

それより何より驚いたのは「こんなセリフ知らんかった!(ここでこんなこと言うとったんか)」ということがまだまだ出てくることですね。私自身の記憶力・集中力は一旦置いといて、各チームの「魅せ方」が違うってことですよね。魅せ方が違うから、場面ごとの光の当たり加減も変わってくるんだと。まだまだ見れるぞ、クリスマスケース。

 

■気になった役者さん

詳しくは後述しますけど、ウィングフィールド着いてから退出するまでを振り返ると「森崎さんに始まって森崎さんに終わる」というのが率直な印象でしょうか。しかし、そうなるまでは紆余曲折がもちろんあって…。正確には「森崎さんに始まって(二人に揺さぶられて)森崎さんに終わる」というのが正しいのかな。

 

男性パート、森崎正弘さん。イエローチームを観劇することに決めた直接の要因の方。この夏の「hung on 魂」を拝見してから今まで、森崎さん(というかMousePiece-reeさん)には笑わせられっぱなしで。でも「クリスマスケース」は泣ける要素もあるので、「森崎さんのお芝居で泣く」という感覚がもうひとつイメージできなかったのも正直な所でもありました。

まあ、そんなのは当然、杞憂でしたよね。手練らしい変幻自在かつ濃くてストレートなお芝居。この作品は「ツッコミ」という要素が少ないだけに、私の森崎さん大好きポイントである怒涛のツッコミが観られなかったのはほんの少しだけ残念でした、が! 最後! 泣けましたね〜。最後のシーンって男性パート役の方に目をやることって今までなかったんですけど、今日はたまたま男性パートを観てて、やられましたね。これもまた森崎さん好き好きポイントである顔(表情)で涙がブワッと来たのは観る側としても光栄かと。劇場を出てミナミを歩きながら「あれが起きたら確かにあの顔になってしまう」という結論に至って勝手にスッキリもしました。

女子パート、久保真優さん。ゲキゲキさんの作品を拝見するのは3作品目ながら、初めましてでした。ゲキゲキの末っ子、本当に末恐ろしいですね。度々書いてますが「売れっ子覆面作家」のくだりがこの物語の中で一番好きでして。パープルの栗田ゆうきさんが正解をやっていたような印象だったんですけど、久保さんも負けず劣らず。熱の入り方。このお芝居が本当に好きなんやろな〜というのが手に取るように解る熱演。この時ってお相手の森崎さんがかなりクセの強い芝居をされてて、普通に考えたらそれに食われてもおかしくなかったですけど、見事に跳ね返してて。ここのご兄弟(劇団)は末っ子がそもそも末恐ろしいなと。

男子パート、カン・ソンヒョさん。Twitterにも書いたんですけど、マジで満点。9役全部が素晴らしかった。何が素晴らしいって、表情のお芝居ですよね。コメディそのもの。真面目不真面目、滑稽さ、スマートさ。上演中に色んな役柄が積み重なっていく度にどんどん好きになっていってるのが解りましたもんね。あとは、森崎さんと同じで、今まで「真冬の花火と約束の少年」の役で涙なんか出なかったですけど、今日はちょっと泣いてしまって。誰でしょうね、こんな素敵な俳優さんをパンツ一丁にさせたのは…!!

 

■まとめ

イエローチームは、役者さんの持ち味や熱さを持っての直球勝負でしたね。観客としては見事に完敗でした。素晴らしい。

この企画で言うと、同じストーリーのお芝居を連日拝見して、飽きずにまだまだ揺さぶられるのはありがたい限り。まだまだお世話になります。ありがとうございました。