さむのはてぶろ

テレビの感想とか書くやつ

2018/12/14 3人芝居クリスマスケース[グリーン] (劇団「劇団」)

■観てきた舞台

劇団「劇団」さんの『3人芝居クリスマスケース』

@大阪心斎橋 ウィングフィールド

2018/12/14 19:00~ ※グリーンチーム

3人芝居×9チームで上演、劇団「劇団」の「3人芝居クリスマスケース」 - ステージナタリー

 

■感想

シアンの初回を観て少し経った頃から思い始めたことが2つありまして。1つは「シアンをもう一回観なければ年が越せない」、もう1つは「澤井里依さんによる(覆面作家役)を観なければ年が越せない」。後者が澤井さんピンポイントなのは先日の30GPでの「ウチハソバヤジャナイ」でのお芝居の凄まじさが頭に焼き付いてるからですね。「30GPのアレであんだけキャラに入ってはって面白かったんやから、クリスマスケースで観ても絶対素晴らしいやろ」という期待感。

グリーンチームは都合が良くなく元々観に行くつもりがありませんでした。しかし、やっぱり後悔はしたくない。予定をこじ開けて当日券で観劇してきました。

 

いつもの通りになりますが、行ってよかったです。

特に、もう、澤井さんが素晴らしいのなんの。無事に年を越せることが確定しました。感謝感謝。

公演全体としてもチームが変わって新鮮に観られましたね。例えばまだこんなに泣けるかっていうぐらい。

 

■気になった役者さん

男性パート、古川剛充さん。いよいよ登場、ゲキゲキ主宰。

すごく優しくて温かいお芝居。澤井さんと三好さんをしっかり受け止めているように感じました。見た目が激しいことのギャップはあるんでしょうけどね。それに加えて「満を持して」登場した故の変な爆発もなく。そんな上品さを激務と重ね合わせるのは野暮なので止めておきたいと思います。

女子パート、澤井里依さん。男子パートはカン・ソンヒョさんに満点を付けましたが、女子パートは澤井さんですね。いやもうレッドとかまだ観てないけど、ここで150点ぐらい付けても間違ってないんとちゃうかな。それぐらいズバ抜けて素晴らしかった。

澤井さんの表現力と間をこれでもかと見せつけられましたね。敢えて言うなら全部のキャラのアクションとか表現が通常の1.5〜2倍ぐらいの濃さ。「このキャラはこうあるべき」っていうのを細部まで表現してらっしゃって。ただ「憑依」という重々しい言葉ではなく。相槌などの掛け合いの間も良くて。グリーンはやたらテンポ良く進むな〜と思いましたけど、多分澤井さんのお陰なんかなとも。

男子パート、三好大貴さん。夏に観た『Love Later』以来。同作で一番印象的だったのは関西弁でのツッコミだったんですよね。でも今回のお芝居はツッコミという役割がほぼ不要。なので知り得ていた三好さんの特長がリセットされた状態となり…。

しかしこのお芝居にはまた別の特徴があって。それは「シュッとした俳優さんが割りと変なコトをやらされる」こと。この点で良さが出てましたね。客席も結構湧いてましたよね。具体的に何をやってたかは控えますが、今まで拝見した他3チームとは全く違うアプローチで笑いを取りに来てたのは新鮮でした。何なら「そのキャラにその属性は渋滞するって!」っていうぐらいの強烈なやつ。

 

■まとめ

個人的には、グリーンチームは全9チームのうち「別の舞台でガッツリ観たことがある度」の平均指数が一番高いチームでした。その分期待も大きかったのですが、見事に期待以上の作品で素晴らしい限りです。

今回で言うと主に澤井さんを拝見して、3人芝居クリスマスケースという企画は「今回観てめちゃくちゃ好きになった役者さん」の発生率が異様に高いことに気付きました。それほどガッツリと役者さんを堪能できる、秀逸な企画ということですよね。こんな素晴らしい機会を提供してくださった剛充さんに最大限の敬意を払いつつ、感想とさせていただきます。今回もまたありがとうございました。