さむのはてぶろ

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2018/12/16(2) 3人芝居クリスマスケース[ピンク] (劇団「劇団」)

■観てきた舞台

劇団「劇団」さんの『3人芝居クリスマスケース』

@大阪心斎橋 ウィングフィールド

2018/12/16 19:00~ ※ピンクチーム

3人芝居×9チームで上演、劇団「劇団」の「3人芝居クリスマスケース」 - ステージナタリー

 

■感想

観劇6組目、ピンク。グリーンと同じく観劇予定はなかったのですが、前日ぐらいにどなたかのTwitterで中野聡さんのお写真を拝見し「やっぱ行っとかなあかんよな」と直感がして行ってきました。ちなみに中野さんは「大泥棒」の時に拝見しただけ。当時はどちらかというと落ち着いたイメージ(お芝居)というぐらいしか印象を抱けず、前述のような直感に何故襲われたのかは分かりませんでした。「男性パート枠」であることがそうさせたのかなと。

その少し前には、三浦さんのこんなTweetを拝見しておりまして。

何故長いのか?? 誰かの喋り方とかなのか??

 

知ってる知らないということでは、全然知らなかった役者さんがご出演されていても、じっくりと堪能できて、終わる頃には好きの塊になっているのがこのお芝居の良さでして。

結局ピンクも凄かったんです。中野さんってめちゃくちゃヤバい人だったんですね…。

 

要は、ただひたすらに、笑えたんです。クリスマスケースってこんなスラップスティックなお芝居でしたっけ??みたいな。フィジカルの使い方ですね。

一番は意味のない動きが多いことですかね。結局これが笑えるんだと思います。マウスさんみたいなとにかく暴れ回る感じの。でも森崎さんは今回そこまで暴れてなかったですけどね。丈二さんは暴れるのかな?(←レッドまだ観れてない)

まあでも中野さんも森崎さんも、例えば誰かに跨るとか抱きつくのが好きですよね。「誰かに」って言いましたけど、3人芝居で自分・女子・男子なので必然的に男子になっちゃうんですけどね。

 

そこでさっきの三浦さんのTweetに戻るんですけど。ブルーチームとは違って本筋には不要な、でも面白い動きとかが足されていくので、そりゃ上演時間も長くなりますよねっていう感じでした。上演中に時計を観てなかったので実際は分かんないですが、多分長かったんじゃないでしょうか。

とは言え、上演時間が長くても薄まらずに濃いままなので、満足度はキープしてた印象でした。

 

■気になった役者さん

男性パート、中野聡さん。途轍もない表現者ですね。「人間の目ってあんだけ大きく開くんだな」とか。ただ、そういうフィジカル面もあるんですけど、もう一つ驚いたのは「解釈」ですね。例えば、結構盛り上がる とあるシーンでかなり長い時間客席に背を向けてらっしゃって。シーンも物語中のかなりインパクトの強い所なのでちょっと衝撃でした。中野さんなりの考え方が見えた気がして、これがピンクの色なのかなと。最後に、肌が綺麗なのはズルい。

女子パート、小村七海さん。ひたすらに真っ直ぐなお芝居をおやりになる印象。中野さんが掻き回して、橋口さんも結構崩しにかかることが多くて、そんな中でのストレートなお芝居。そもそもゲキゲキさんは真っ直ぐな役者さんばかりなので誰にでも好感が持てますね。

個人的にはクライマックスに近いところで大泣きしながら役に入り切るのも好きでした。他には久保さんや澤井さんもそうだったんですけど、そこで泣いちゃうとすぐ次のシーンがやってきて切り替えないといけないので大変なはずなんですよね。かなり客席に近い場所で照明を当てられるので尚更(下手したら繋がらないのかも)。それでもリスクを顧みず熱演していただけるのは観客としては有り難い限りでした。

男子パート、橋口俊宏さん。初めまして。長身と甘い笑顔で華がありましたね。その笑顔を存分に生かしたキャラもあって感心していました。ブルーの松田さんもニコニコ顔でお芝居をされるシーンが多かったですが、それ以上の柔らかさがありましたよね。キャラの一つに、公式Twitter掲載の役柄を拝借すると「自信が持てない元ヤン」とあるんですが、全然元ヤン感がなくて。でも成立してるんですよね。それが橋口さんの凄い所なのかな。あえて言えば、小村さんとの身長差ネタはもっと観たかった気がします。最初のエリザと後藤のシーンとか。

 

■まとめ

6チーム目でしたけど一番笑いましたね。また新たなクリスマスケースを観れた気がしました。何度も言うようですが、チームが変わると芝居が変わる。しかも大きく。

「ちょっとでも色んなクリスマスケースが観られればええわ」とだけ考えて観劇しに行くので、そこまで笑う(また別のチームでは泣く)とは全然予想してないんですよね。そんな軽い気持ちでお伺いして本当に申し訳ないんですが、とりあえず飛び込んでいけば期待以上のものでちゃんと迎えてくださるこの企画は本当に有り難いです。

あと一週間お世話になります。もう少しだけよろしくお願いします。ありがとうございました。