さむのはてぶろ

演劇やテレビの感想とか書くやつ

2019/12/30 観劇ふりかえり(2019)

はじめに

2019年も終わろうとしています。

今年のブログはゲキゲキの大泥棒DVDを観て書いた一本だけでした。ブログを書くのも時間がかかるんです。筆を執るのが遅いだけかと思ってたら遅筆も患っていました。去年もやたら時間かかるので途中からブログ書くのをやめましたしね。Twitterって楽だわ。

ブログはご無沙汰ですが観劇は続けております。やはり面白いものには敵わない。そして、続ければ続けるほど色んな方との交流も増える。言うても挨拶がほとんどですが、接する機会には変わりなく。そういうことが増えると離れられなくなりますね(今は離れたいとも思ってませんが)。色んな要素で私は観劇を続けているのであります。

 

そして2019年は一年を通じて観劇することができました。体調も財布も何とか持ってくれました。

観劇記録がてら、観たものは概ねTwitterに記しております。忘れっぽいのでね。しかしタイムリーに記録しても後から思い返すことや心情の変化はどうしてもあるのです。忘れっぽいことには変わりないのでそれもつぶさに記録しておくべきかなと。Twitterでは長くなっちゃうので無理ですし。成仏できていない思いもあるでしょうし…いや、ありますし。

ということで今年の観劇記録のまとめ(ふりかえり)を記していってみます。いつものように雑多でまとまりのない文章になることをお許しください。

アジェンダはこのエントリの先頭のリンクがそれです。

 

月ごとの概要

月ごとの、観劇した作品を劇団名だけでも当初は挙げたのですが大量すぎて4月ぐらいでギブでした。エピソード映えしそうなことなどを中心に書いてきます。

  • 1月

2019年の観劇初めは壱劇屋『TABOO』でした。大きいホールならではの緊張感と壱劇屋らしい手作り感が融合した、なかなか印象深いスタートでした。

毎年恒例の30GPと新春大喜利会に初めて観劇・観覧しました。30GPでは初めて拝見する劇団・役者さんがほとんどという誠に良い機会でした(2018年の30×30は2回しか観てない)。優勝はご存知の通り三等フランソワーズ。優勝作品の『フレンチとマニュアル』は偶然30×30で拝見していましたが30GPではその時の何倍も面白く、30GPの魔力と30×30の重さ(特に1~2本目)を思い知らされる機会となりました。

  • 2月

去年12月に三浦求さんの存在を知ってパントマイムという芸に興味を持つようになり、その公演を初めて観ました(『超ソロバトル』のいいむろさんや『MIME!×3』)。【言葉を使わず楽しませる(笑わせる・泣かせる)】というエンターテイメントとしてのクオリティの高さに舌を巻き、結局今年だけで3回もマイム公演に足を運びました。

その他…にちようび企画『あたりまえのとんぼ』これでもかというほど泣く。

  • 3月

コズミックシアター『釈迦内柩唄』という作品を観ました。私の故郷の偉人である水上勉さんがお書きになった演劇作品ということで、その縁を頼りに。作品はミクロからマクロに広がっていく非常に素晴らしいものであり「近くにいた人はこんな凄い人だったんだ」という実感が生まれ嬉しい気分になりました。

春分の日を利用して名古屋まで足を運び、空宙空地『ライト』を観てきました。観劇を頻繁にするようになって大阪・兵庫以外で演劇を観たのはこれが初めてでした。遠方から来た観客ということで関戸さんが記念撮影をしてくださり、関戸さんのTwitterにその写真がアップされていました。一般の観客の写真が創り手さんのSNSに載ることなんかまずないですよね。幸甚の至りでございました。

その他…カトハルステージ『贋作ハムレット』今年唯一の笑い泣き(笑っても泣き、感動しても泣く)。

  • 4月

ポストよしもとで近年よく上演されていた『Love Later』という朗読劇があります。この作品が非常に好きで1年間で6回ぐらい観に行きました。その中でも印象的だったのは、4月上演分の一組だった、プリマ旦那(現・令和喜多みな実)の野村さんと丹下真寿美さんペアでした。本作の正解に出会ったような衝撃。コケコッコーでは淡々した演技をされることが多い野村さんですが(役柄のせいかも)、本作ではなんとボロ泣き。『Love Later』という作品が持つポテンシャルを別角度から見せつけられた気がしました。

その他…オパンポン創造社『さようなら』オパンポン野村さんのご尊顔を初めて拝見。生のスーツ姿もまた。Cheeky☆Queens『VAMP!』商業演劇でもない小劇場公演でこのクオリティの作品を観られたことにひどく感動を覚える。

  • 5月

中之島春の文化祭』を観劇することができました。チケットはマジで即完でしたね。観劇趣味を始める前から、開催を知って「面白そうなんで観たい」と思いプレイガイドを開くも既に売切れ…みたいな経験が度々あったのですが、身を投じてみてその理由が解りましたよね。ゲキゲキの出場も観劇の理由の一つでしたが安定のクオリティで観劇の甲斐がありました。本公演の回数は他団体と比較すると圧倒的に少ない若手劇団なのに出場できたというのもそもそもお見事でした。

メガネニカナウ『赤魚島』もこの月でした。怖気づいて当初は観劇予定がなかったのですが思い切って飛び込んでみました。結果は…正解でしたね。それに副産物とでも言うべきなんでしょうか、『DUTR』も然り、特色のある作品を企画・上演してくださるのは人に勧めやすくていいですね。観劇したことない人に「(小劇場の)演劇ってどんなん?」と言われた時に「極道映画みたいなのとかミュージカルもやってる!」などという"映え"のある文句を謳いやすいのです。有り難いですね。

その他…Artist Unit イカスケ『田所さん家のいんでぃぺんでんすでぃ!』卯津羅亜希さんのメイクとAllyさんの声量に驚く。

  • 6月

新1stがいよいよオープンし『火曜日のゲキジョウ』(30×30)が始まりました。この時期は縁劇フェスもあり、三等フランソワーズの短編作品を2本拝見する機会に恵まれました。三等さんと澤井さんの"間"の融合には感動すら覚えました。

芝居とは直接関係なくすみませんですが、まいあがれの公演を観に行った際に、米山さん…というか"彗星マジック"の方とお話することができました(強いて言えば中嶋さんも同じ括り)。彗星マジック作品(確固たる世界観)に引っ張られてるせいか話しかけることすら怖いと思っていたのです。最初に観た『ハイドヒーロー』から1年弱かけてやっとその呪縛を解き放つことができました。そしてめちゃくちゃ気さくにお話してくださいました。

その他…かのうとおっさん『劇団スーパーアレルゲンの死と再生』かのうとおっさん本公演初体験、抑えきれない"何ですかこれは"感、傑作。

  • 7月

とある作品の観劇中に体調不良で中座してしまいました(体調が悪くなった理由が解らなかったのですぐに帰宅しました)。初めての経験でした。客が退席する(普通は起きないことが起こる)ことが創り手さんの集中力面での迷惑になってれば申し訳なく、あわよくば気付かれてなかったらいいなとは思ってたのですが…後日別の劇場で当時の出演者の方がその件でお声がけくださって、お気遣い大変嬉しかったですが、気付かれてたという意味ではやっぱりあかんかったのかなと。

その他…メガネニカナウプロデュース『DOGS,UNDER THE ROSE!』映像美としても楽しめる作品をBlu-rayで販売してくださった有り難さ。劇団右脳爆発『溝音』傑作との衝撃的な出会い(特に川辺さん)。無名劇団『プラズマ』今年一番ぐらい泣くが映像収録回観劇のため自分の顔を見たくなくDVD観たいけど観る気になれず。狂夏の市場『にゅういやあ -アンチクリスト-』武田操美さんの脚本作品を初めて拝見、そのセリフの多さに圧巻。

  • 8月

尼崎に『狂夏の市場劇場』がこの頃オープンし、(7月の項でも書きましたが)杮落とし公演『にゅういやあ』を観劇しました。個人的には通勤定期の範囲外なので電車賃は高く付くのですが、公演チケットはそれをカバーするほど安く、作品の素晴らしさも鑑み"おかわり観劇"してしまうほど。また本作には桂米紫さんも出演されており(正確には7月上演分)、落語家さんが演劇をする姿というのを初めて観ました。

その他…いいむろなおきマイムカンパニー『かえるの? 王子さま』いい大人も大変感動する素晴らしさ、マイム公演に出演される三浦求さんを初めて拝見。演劇企画カタアシイッポ『夜に踊るアネモネ』素晴らしすぎて若手劇団の魅力に取りつかれる。

  • 9月

この1年で最も観劇に出向いた月でした。関西演劇祭もこの月の開催で、観劇予定パズルを組み立てるのに大変苦労した記憶があります。泣く泣くパスした公演もありました…。

また『そそり1グランプリ』という謎イベントの観覧もしました。澤井さん目当てで訪れたのですが、その人気女優は散々酔っ払った挙げ句にブラジリアンワックスで鼻毛を抜かれていました。活字にすると何がなんだかですね。

その他…夕暮れ社 弱男ユニット『サンクコストは墓場に立つ』この作品を観れたことが関西演劇祭で一番の収穫。

  • 10月

今シーズンの『火曜日のゲキジョウ』(30×30)が終わりを迎えました。期間が短かったことが良い方に働いたせいか、今年は全組のうち7~8割を観ることができました。印象深かったのは とある回をゲキゲキ松田さんの隣で観劇したことですね。リスペクトする役者さんの隣というのは非常に緊張します。

台風が原因で初めて観劇をキャンセルしたのもこの10月でした。

その他…劇団暇だけどステキ『ダレガコロシタコマドリヲ』初めて加藤遥子さんに挨拶、名前の次にお互い年齢を言い合う謎展開。

  • 11月

今年は時を経るごとに忙しくなり、この時がピークぐらいでした。そのため年明け早々の1月と同じぐらい観劇機会が少ない月となりました。そんな中でチョイスしたのは当然ながら観たいレベルが上位に来るものばかりで、そしてそのどれもが期待通りのクオリティでした。

その他…『INDEPENDENT:19』近藤ヒデシさんのものまね芸に一目惚れ。

  • 12月

引き続き忙しいのは前月と変わりありませんでした。しかし去年の同時期もそんなことを言いながら観劇ばかりしていたので、今年も頑張って可能な限り劇場に足を運びました。特徴的な所では狂夏の市場『その中』を9公演中8公演観劇したことでしょうか(唯一不参加の1公演も別の芝居を観に行っていた)。やはり観る側の気持ち次第で何とでもなるのかもしれません。

観劇納めは坂本企画『セニハラヲ』でした。温かく締めてくださいました。

その他…Z system『カマゲン』つかこうへい作品に初めて触れ、翌日に尾を引くほどの演劇の凄まじさを体感。劇団空組『ばいばい、またね』終演後何故かAlly軍団に入団、Allyブロマイドを団長に言われるがままに購入(大切にします)。

 

四半期ごとと年間の個人的ベストは下記の通りです。

 

よく観た役者さん

この役者さんの作品をよく観たなあ、ということを整理する項です(≠その役者さんの今年全体の出演回数)。イベントは抜いた、純粋に芝居だけの回数で見ていきます。(ほか、同一作品を複数回観劇した場合は1回としてカウント、氏名以外のクレジットは割愛、五十音順)

9回 (最多)
  • うえだひろしさん

(クリスマスケースの項で記載)

  • 武田操美さん

この一年、本当に笑わせていただきました。「昔話」で舞台に引っ張り上げられたのもいい思い出です。『火ゲキ』へコンスタントにご出演されていたのが回数最多の要因ですね。

8回
  • 是常祐美さん

今年の是常さんはDOORプロデュース作品(『空のエール』『てのひらに声』)での"語らずとも泣かせる"芝居が印象的でした。えーびーがた公演での急遽出演もお見事。

  • 為房大輔さん

為房さんの"語り"が好きなことに気付いた年でした。セリフ芝居もアクションも素晴らしく上手い、偉大な役者さんです。

  • 東千紗都さん

主演作は拝見していないものの、サブキャラでも印象に残る芝居を数多くの舞台でされていました。声やセリフの言い方、ダンスなど武器が多いのも数多く拝見できた要因かと思います。

7回 
  • 木山梨菜さん

三等さんが本公演を打つほど精力的に活動されていた年だったのと、木山さんは客演もされていたので、お見かけする機会が多かったです。『フレンチとマニュアル』『てのひらに声』などでの癖のある役でも魅了してくださいました。

(クリスマスケースの項で記載)

  • 田米カツヒロさん

一時期、為房さんとセットのような勢いで同じ公演に出演されていましたね。来年は東京進出ということで今年関西で沢山拝見できてよかったです。

  • 泥谷将さん

知的な役や怖い役、古き良き時代の監督など様々な役を楽しませていただきました。個人的には『VAMP!』の編集長役が温かみがあって好きでした。

 

クリスマスケース

この一年、本当に謝らないといけないことがあって。今年はTwitterで「クリスマスケース」という単語を何回つぶやいたことか。Twitter検索で"最新"タブ開いたら私のツイートばっかりやろなーと。怖くて見れないですね。創り手でもない人間が、本当に全方位に申し訳ない。

しかしながら、私の観劇人生を形成してくれた大きな軸としてあるのは、間違いなく去年の「3人芝居クリスマスケース」という作品なのであります。それは胸を張って言える。愛情表現がちょっとおかしいだけ。

Twitterにもつぶやいたことがあるのですが、その作品をしていただいた感謝のしるしに、今年は本作に出てた役者さんを追いかけることが報いる一つと考えていました。したがって、チラシや宣伝ツイートなどから出演作を見つけてはテンションが上がりワクワクして、可能な限り観劇に行かせていただきました。

折角なので、この項では、その追いかけた結果を出演者さん一人ひとりのお名前を出しながら綴っていきたいと思います。文量に偏りが出るのはご了承ください。(ほか、カッコ内は出演作の観劇回数、氏名以外のクレジットは割愛、役者名はチラシ記載順)

  • 古川剛充さん (3)

芝居もさることながら、面会でお会いするといつも親しくお話させていただけたことが有り難かったです。本当にコミュ力の塊のようなお方ですね。演技的には『にゅういやあ』でとにかく豪快にセリフを発射するのが好きでした。いやもうマジでヒデシさん中野さん剛充さんの組み合わせのいかつさ。

三等さんへのご出演が多かったですね。三等さん(主に中川さん)と澤井さんの掛け合いや三等さんに混ざり込む澤井さんというのは非常に見応えがありました。

これ余談ですが、縁劇フェスで、別の劇団なんで言うべきじゃないんだろなーと思いつつ「『100年後』の後半の長台詞がクリスマスケースのエリザっぽい感じでそれを思い出して泣けました」的なことをお伝えしたら「私も思い入れがある役で…」と返してくださって、何という神対応かと思いましたよね。

  • 三好大貴さん (2)

主演作を2本拝見しました(『ROBBER's LOVER』『雨降る午後、風吹けば』)。いずれも非常に好きでした。『雨降る午後、風吹けば』のDVDはよ届かんかな。

  • 早川丈二さん (5)

『gift魂』の脚本は温もりがあって好きでした。そしてその温もりを吹き飛ばすかのような強烈な笑いもありましたね。『てのひらに声』では締まった空気を提供してくださいました。

  • 植木歩生子さん (5)

観たどれもがふーこさんの得意な感じの芝居かなあとも思うのですが、それでも『てのひらに声』『READ to TRUMP』の2本は際立っていて今年終盤にリスペクトが深まりました。それにしても12月の出演作3本は凄まじい。

蒲田行進曲』の銀四郎は抜群でした。具体的なポイントを指し示せないんですが、匿名の方は客演だと匿名感がかなり薄くなるイメージがあります。芝居のポテンシャルの高さからくる切り替えが抜群というか、匿名劇壇のブランド力の強さというか。

  • 森崎正弘さん (4)

『gift魂』『大阪芝居』を拝見して、それらが森崎さんの紳士っぷりがにじみ出る芝居だった印象があります。真のエンターテイナーというか。

  • 久保真優さん (-)

劇団退団前の客演にもお伺いできず、また拝見できる機会を待っている所です。

  • カン・ソンヒョさん (3)

『gift魂』ではポテンシャルの高さを十分に活かした演技で笑いを取っておられました。あの時のパンツ一丁もそうで、どうにかして笑いを取ってやろうという気概がおありですね。

今年ソンヒョさんをお見かけした時はかなり高い確率で剛充さんも一緒にいらっしゃいました。『中之島春の文化祭』のゲキゲキ出番の日と『gitf魂』の2回目観に行った以外の、共演作含め5回は一緒にお見かけした記憶があります。度々お写真に応じていただき有り難かったです。

  • うえだひろしさん (9)

クリスマスケースで一番鮮烈な印象を受けたのがうえださんでした。そこで大ファンになって、今年は一年中縋るようにうえださんの芝居を観ました。やはりそのどれもが素晴らしかったです。感謝。ただ、欲を言えば、もっと観たい。浴びるように観たい。叶うのであれば『広島に原爆を落とす日』のような途轍もなく味の濃い作品を。

  • 町田名海子さん (3)

『この荒野の物語2019』での全身全霊を傾けたパフォーマンス・演技は圧巻で今後売れることを確信した程でしたし、そのパワフルさを見て米という食べ物の大事さを改めて考えました。

  • 松田悠さん (5)

赤と黒のオセロ』が特筆すべき素晴らしさでした。戯曲の良さと、今まで観たことのない地を這うような演技。後者からは松田さんがお持ちの野性味を垣間見た気がしました。

  • 中野聡さん (2)

拝見した作品数は2本(『にゅういやあ』『セニハラヲ』)と少ないですが、その両方が本当に素晴らしかった。今年での好感度上昇率は確実にトップです。発せられるセリフの強さが媚薬のよう。特に『にゅういやあ』のそれが強烈。『セニハラヲ』の終演後、中野さんの魅力について三浦求さんと少し時間を取ってお話させてもらったりもしました。中野さんのいない所で。

  • 小村七海さん (1)

他にもご出演されていましたが都合が付かず『ホワイトアウト』1本だけの観劇でしたが、それでも広めのABCホールに響き渡る声量に驚いたという鮮明な記憶は残っています。まあ今年は『なみみっつ』をかなり観たので"見る機会があまりなかった"という印象はほぼないです。

  • 橋口俊宏さん (1)

『こちらトゥルーロマンス株式会社』を拝見しました(ABCホールでの『広島に原爆をに落とす日』は観れませんでした…)。笑いの小技を効かせられるお方なので、もっと他の舞台で拝見する機会があれば嬉しいなあと思います。

  • 金哲義さん (-)

役者としてではなく、劇作家として30GP・おうさか学生演劇祭の2回を拝見する機会がありました。『チャンソ』初体験でしたがめちゃくちゃ面白いですね。序盤~中盤の笑いの詰め込み方が完璧な作品。衝撃的ですらありました。

  • 栗田ゆうきさん (1)

演劇ではなく『その中』でフリップ芸・ヲタ芸を拝見しました。ヲタ芸に流れたのはカオス。『その中』は"やりたいことをやる"というテーマの公演で、まさにその通りというか、何ならそれを通り越して"やりたい放題"されていたという印象すら抱きました。

  • 中路輝さん (4)

『DUTR』の格好良さが目を引きました。プレイベント(『赤魚島』のアフターイベント)では脱がされてた役でしたのにね。『DUTR』を観て中路さんってカッコええんやなあと思いました。"面白い京都の兄ちゃん"から進化しました。めっちゃ時間かかりましたね。最初の印象が『思い立ったら~』のオネエでしたからね、仕方がない。

  • 三浦求さん (6)

三浦さんを知ったのがクリスマスケース(=マイム的な動きは入れられるけどアクション系の動きはほぼない作品)なので、そこのポテンシャルを知らずに『鬼が哭く夜』(ダンス)を観てガチでおったまげました。『ソラノ国ウミノ国』の殺陣も、為房さんとはタイプが違うけどこういう殺陣もあるのかと感心・感動。御本人とお話すると『身体を動かすのが好き』とだけ仰るのがまた憎い(格好良い)。アクションも芝居も神対応な終演後の面会も素晴らしい、"エンタメの帝王"を思う存分堪能できた年でした。

クリスマスケースの女優陣で1位か1位タイぐらいで好きだったのが中村さんで(澤井さんと競ってた)、数少ない機会の中で縋るようにして観劇したのが『ブレイクワールド』でした。邂逅編はヒロインだったのがめちゃくちゃ嬉しくて、芝居も悲壮感が見えて「そうこれが観たかった!」と膝を打つものでした(エリザと武田がメール越しに邂逅するシーンに通ずるような)。ちなみにこれは余談ですが、芝居ではなく見た目の仕上がりでヲタサーの姫やプリキュアなど色々言われてたのも中村さんらしい。

  • 下浦貴士さん (3)

『VAMP!』『グーフィースタンス』は年間通して見ても指折りに素晴らしい作品でした。以降、個人の感覚。下浦さんを初めて見たのもクリスマスケースで、そこでは"ガチガチに枠にはまった(作られた)"感があって「そういうもんなんかな?」と思いながら観てたのですが(三浦さんが柔らかい芝居をされるので尚引き立つ)、『VAMP!』での聡明な役とスムーズな演技を観て「ああ、クリスマスケースはああいうプランやったんか」というある種の誤解が解けて『グーフィースタンス』観て一人で心の中でもうスタオベ。

  • 白石幸雄さん (3)

『レブルスターの憂鬱』のレブルスター役が特に良かったですね。クリスマスケースでいう白石さんの武田兄役も凄い好きで、特徴的な役が観たかった所で"あの"レブルスターだったので大満足でした。『浅井ちゃん~』『袴垂れはどこだ』もそれぞれ印象的な役で、コンスタントに白石さんを堪能できた1年でした。

  • 岩切千穂さん (2)

今年、舞台に上がる岩切さんを観たのは狂夏の市場劇場だけでした。まあ『その中』でも舞台に上がらない日の方がウキウキとしてらっしゃいましたが…。

『その中』の縦軸の芝居で武田さんと激情しながらやり合うシーン、最終日は何を言っているか判りませんでしたね。米紫さんの楽日も全く判らず、それに感化されたかのように。

  • さいとうひろきさん (1)

S☆Jや朗読劇に客演されていたのは存じ上げていましたが、都合が付かない等で七海さんと同様に『ホワイトアウト』だけでした。あえて言い残すなら、まっつさんセルフィーの撮影めっちゃ上手いんすよ。

  • 佐竹仁さん (1)

役者としては『レブルスターの憂鬱』のみで、金さんと同様に作演サイドで拝見する機会の方が多かったです。レブルスターの時は基本的には渋い芝居をされながら、結構遊んでらっしゃって佐竹さんのための作品なのかと折に触れて考えておりました。クリスマスケースの最後もまっつさんと絡んでランタイム伸ばしてらっしゃいましたよね(丈二さんの乱入や謎の中野住職よりはマシでしたが)。

  • 中山さつきさん (-)

晴れて東京進出されて、あいにく拝見する機会がありませんでした…。

  • 藤原裕史さん (1)

七海さんまっつさんと同様に『ホワイトアウト』を拝見したのみでした。ゲキゲキキャストで藤原さんだけちゃんとお話したことなくて、来年こそはと思っております。早々のアイホールも観に行きます。

 

おわりに

全部書ききるまでに結局10時間ぐらいかかりましたね。文字数も一万字超えましたし。来年からはもっと書く内容を抑えようと強く決意いたしました。でもそうすると大掃除をサボる口実がなくなっちゃう!どっちにしろ困りますね!

あと私は「残すために書くだけ書いたのに、恥ずかしいから結局大して見返さない」というどうしようもない人間なので、この10時間ほどを一体どうしたかったのか?という疑問は残るのですが、この一年を捧げた観劇のために割いたものならいいかとも思うのです。とはいえ来年はたぶん書きません!そしてこの宣言含めてどうでもいい!

 

もしここまでお読みになった方のために、大きな声でありがとうございました!!

ここまで読めた方もそうでない方もよいお年をお迎えください!!またね!!